柔道整復術は日本古来の医術の一つで、骨・関節・筋・腱・靭帯など運動器に加わる急性、亜急性の原因によって発生する骨折・脱臼・捻挫・挫傷・打撲などの損傷に対し、手術をしない「非観血的療法」という独特の手技によって整復・固定・後療等を行い、人間の持つ自然治癒能力を最大限に発揮させる治療術です。
鍼灸は、一般に「はり・きゅう」または「しんきゅう」と呼ばれています。
鍼の施術は、きわめて細いステンレス製の鍼(長さ約40mm〜80mm、太さ直径0.17mm〜0.33mm)を経穴(ツボ)に刺して一定の刺激(鍼を上下したり回旋、振動させたりします。)を加え直ぐに抜いたり10〜15分間置いておく場合があります。また、刺入した鍼に、微弱な低周波パルス通電を行い痛みや筋肉のこり、血液循環の促進に効果が期待できます。
その他、小児鍼は乳幼児の夜尿症,夜泣きなどに刺さずに皮膚を刺激する方法です。
なお、鍼は、一回限りで使い捨てのディスポ鍼を使用し感染症の心配は有りませんので安心です。
灸の施術は、艾(もぐさ)を用いて経穴(ツボ)に熱刺激を加える方法で一般的に「やいと、お灸」と言われて冷え症や婦人科疾患にたいしてよく行われます。
当院では、干渉波通電、吸い玉、テーピング、リラクゼーション、予防体操などの指導も行っています。